わいどあの東西テレビ見聞録

関東から関西へ移住して、驚いたテレビ文化、そして東京制作の全国ネット番組を見た感想を綴る。

【ネタバレなし】映画『ミッドウェイ』を観てきた!

お久しぶりです。わいどあです。

こっちに書くのは1年近くのご無沙汰でした。

Twitterの方が楽なのよ)

 

10/1、東京では都民の日ですね?中高と東京だったので、すごく楽しみにしてましたよ。私学だったので、途中からカリキュラム変わって休みじゃなくなったけど。

そんなことはどうでもいいです。

やっと本題。10/1にコロナ禍になってから初めての映画館に行ってきました。

MOVIXあまがさきで、観てきましたよ。『ミッドウェイ』

 

『インディペンデンス・デイ』や、『エンド・オブ・ホワイトハウス』などのパニック映画で有名な、ローランド・エメリッヒ監督が製作したと聞いて、飛びついた。日本に関わるような映画だと1998年の『GODZILLA』が有名なのかな。

 

ネタバレなしでとは言うものの、そもそも戦争映画なんだから、結末は日本の敗戦となるのはみんなが知ってる。では重要なのは、ミッドウェイ海戦で「どう負けたか」と「負けるまでの描写」はどこか。

なので、この2点は一切書かずに感想を述べる。

 

まず1点

 

「日本人大物俳優を無駄遣いすな!!!」

 

これは、この映画に限ったことではなく、ハリウッド映画全体でも言えることかもしれない。

明らかにアメリカ育ちの血色の良い東洋顔を無理矢理でも戦時中の日本人として出演させたのが、先述の『GODZILLA』だったのだが、

今回はまだマシかも

 

豊川悦司浅野忠信といえば、日本を代表する俳優ですね?これはみなが首を縦に振ると思う。そして國村隼も名優ですね。『シン・ゴジラ』や『海賊とよばれた男』、『交渉人真下正義』などではキーパーソンも演じている。

 

はい。日本人の有名どころ以上。

えええ少ないでしょ、そもそもこの映画、日米両側の視点で描写するというのが大きな命題じゃないの?

いわゆる今女の子達にキャーキャー言われる系の若手俳優は1人も出てない。1人も。

脱力タイムズで黒縁メガネかけて、ツッコミ芸人の笑かしに耐えてるような俳優とか、実は出てたり…しないんだな、それが。

監督…まさか、日本側に坊主頭強要したのかな…それなら、納得なんだけど。特殊メイクでいくらでも坊主のヅラを、リアルに出来る世の中で、坊主にさせられるのは嫌だよな。いや、当然ながら日本軍の将校全員坊主頭だったので、あくまで推測に過ぎない。

 

クリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』での二宮和也の名演っぷりを観ちゃったら、ハリウッド映画だろうとなんだろうと、その辺の大根役者は観てられないよ。

 

そう、今回すごーく気になったのは、「大根役者」

 

さっき述べた3人の日本人名優演じる軍人には当然、日本人の部下がいるが、みな日系人俳優である。この人たち、英語で演技すれば一流なんだろうが、日本語がなーんとなくぎこちない。単語一つ一つをはっきり言えてないなという感想。片言の日本語というわけではないんだが。

例えば、「私は、米国は南から攻めてくるものと思われます。」が「わたshはべこくはみなmからせmてくるものと思わeます。」

みたいな風に聞こえる。これはかなり痛い。

 

日本人役に中国系アメリカ人を使わなくなっただけ成長だけど、近年の日本の塩顔男子俳優は好みではないのかな?確かにあの時代の日本人はみなしょうゆ顔である。

もし監督がSOY SOURCE FACEを知っていたなら、これまた納得…

 

するわけねえだろうが!3人の名優の横で大根役者やられてみろ、不思議とこの3人まで大根役者に見えてくるから。

 

あと、ひとつ言うなら、観客はセルフソーシャルディスタンスで、7人くらいしか居なかったが、中でもミリオタかじってるようなおっさんしか居なくて、隣のシアターでやってる『窮鼠はチーズの夢を見る』というBL映画とは180度客層が違った(と思う)

本編とは関係ないけど、ガラ空きの席で隣1席開けて、スーツ姿のサラリーマンの50前後の独身貴族みたいなおっさんが座って、セブンイレブンで買ってきたポップコーンをコソコソ食べてたのはすごーく気になった。

 

CGとかは凄く綺麗だし、音声の演出もそれなりに良かったと思うんだが、先述のようにやっぱり気になる部分はあったということはお伝えしたい。