わいどあの東西テレビ見聞録

関東から関西へ移住して、驚いたテレビ文化、そして東京制作の全国ネット番組を見た感想を綴る。

未来世紀ジパング 2019.7.24放送 日本人の知らない韓国

 韓国と日本の政府間の関係が冷え込んでいるということを前提として、韓国で実は日本ブームが起きているということを取材。

 特に日本食がブームで、日本食を教える専門の調理師専門学校が大人気で受講者多数だと言う。

 確かに近年の韓国では、財閥系の大企業の勢力が圧倒的で、そこに入れなかった人たちはみな起業するとか聞いたことあるな・・・と思っていた。

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これはさすがに極端な例だと思うが、多くの人がチキン店を開業しているということを示している。

一時期はチキン店が大ブームになったものの、今はそこまでではない。

ピーク時と比べると8400店が閉店したという。今は日本式の居酒屋がブームなので、居酒屋を開業しようと考えている人が多いらしい。

 

 いや・・・そのブームのそのうち終わるぞ・・・と思ってはいるものの・・・

 日本の「タピオカブーム」と同じだろうなぁと思った。既存の店舗でタピオカミルクティ出すなら、売れなくなったらメニュー削除でいいが、あちこちにタピオカミルクティ専門店が出来ているのが現状で、その経営者の多くはブームはもう少ししたら終わるだろうということをわかっていて、そのうち業態をざっくりとした「ミルクティ」に変えればいいやと考えているだろう。

 

 売れなければ徐々に業態を変えて安定化を図るということだろうが、

昔読んだこち亀で「分冊」の回を思い出す。いわゆるディアゴスティーニのアレだ。

 

 両さんが友人の出版社を伝手に分冊業界に参入するが、完全に両さんの独断と偏見でものすごくマニアックなものを出しまくる。このままだと採算が取れないので、週刊スウェーデンのマイナー戦車(確かそんなん)は、マニアの中では超有名なタイガー戦車との対決をさせて、気が付いたら週刊タイガー戦車になっている

というあらすじだ。(結局最後は売れずに廃刊になるんだが。)

話は逸れたが、業界をちょっとずつずらすという戦法はその時々での日銭を稼ぐにはいいが、自身の安定を求めるならおすすめはできないということを韓国の日本式居酒屋経営者には伝えたい。